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海蔵寺

  • 執筆者の写真: Takuma Nakagawa
    Takuma Nakagawa
  • 2022年10月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年10月22日



ニッキアから線路沿いに北鎌倉方面へ、とにかくまっすぐ一度も曲がらず約8分、扇ガ谷の一番奥。美しき鎌倉の奥座敷にそのお寺はあります。

臨済宗建長寺派の禅寺で、源氏山の山麓にあり、化粧坂切通しにも近いです。境内はとても静かで、四季の花々が美しい花の寺です。創建は鎌倉時代で、七堂伽藍は1333年に焼失しましたが1394年に再建されました。鎌倉花の寺として知られ、現在はもう終わってしまいましたが、私が行った日(2022年9月25日)は、リンドウや彼岸花が盛りでした。四季を通じて花々が美しく「花の寺」とも言われ手入れの行き届いた美しい境内は見事に自然とアートが調和し一年を通して様々な花々を楽しむことができます。


また「底抜けの井、十六の井など水に関わる伝説も多く「水の寺」と呼ばれています。

正面のわき道を左にそれ、裏のトンネルをくぐると岩窟があります。その中に丸く掘られた穴が縦横4つずつ並んでおり 「十六ノ井」と呼ばれています。岩窟内部正面の壁面には、観音菩薩像が安置されていて、神秘的な雰囲気を醸し出しています。一年中水は枯れることがないそうです。何のための穴なのかは判っていない様です。

『扇谷山海蔵略寺縁起』には、開山が観世音菩薩のお告げによって井戸を掘り出し、その時に観音菩薩像も出てきた。また、弘法大師が掘ったもので、仏に奉納する水を汲んだ井戸であるとする伝説も残されているみたいです。

謎の多い井戸で、詳しいことは解明されていない、一見の価値があるスポットです。


鎌倉の奥座敷。秋の散策にいかがでしょうか。





 
 
 

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address:鎌倉市扇ガ谷1-13-2

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