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鎌倉大仏・高徳院

  • 執筆者の写真: Takuma Nakagawa
    Takuma Nakagawa
  • 2022年11月2日
  • 読了時間: 2分


鎌倉に移住して早2年。住めば住むほど鎌倉愛が止まらない副店長です。

ふと思い当たって、と言うかずっといつでも行けるから…。という気持ちの変な余裕からか、実際に足を運ぶことが後回しになっていた大仏様。お姿はテレビや雑誌でちょくちょくお見かけするものの、実物にお会いするのは果たして何年ぶりになるのか?せっかく久しぶりにお会いするのだから、澄んだ青空に映える日がいいなぁ~と、心の中でチャンスをうかがっていたのかもしれません。そんな日は突然やってきました。ですので気持ちとしては、ふと思いあったってと言う感じだったのかもです。


高徳院まではニッキアから自転車で10分位。

平日の開館直後に入場したのに、すでに修学旅行生や観光客の方でにぎわっています。大仏様は当然のことながら、周辺の道路からはお姿を見ることは出来ません。でも実際に拝観料を支払って、山門をくぐっても、直ぐにお姿は見えない様になっています。

何度か通路をつづら折りに進むと、ようやく正面のビューポイントに到達です。この辺の演出が心憎い。創建当時からかわかりませんが、わくわく感を演出してくれる仕掛けです。やっぱりこう言う日に来て良かった。あまりにも有名で、見慣れたお姿は、雲ひとつ無い青空と森の緑を背景に、ひときわその存在感を放っていました。


建立が始まったのが1252年と言う事ですから、800年も前にこれを作ろうと思い、そして実行した当時の人々のモチべーション。誰かに命令されて仕方なく作業していたら、こんなに長くのちの世に残る物は出来なかったと思います。創建当時は全身が金箔で覆われ、奈良の大仏殿の様な大きな建物の中に安置されていました。実際にこの場所に行くと、当時の大仏殿の柱を支えた基礎の礎石が規則正しく配置され残っています。残念ながら、その後の地震で建物は倒壊してしまいましたが、礎石に腰を下ろし、大仏様のお顔を見ながら、当時の人たちも同じように山門をくぐって、つづら折りに道を行き、大仏殿の中に入って初めて見える巨大な黄金の大仏を見上げた時の気持ちを想像しながら、ゆっくり再会を楽しみました。もう20年も前になりますが、イタリアのバチカン市国に観光した際訪れた、サンピエトロ寺院を思い出しました。


鎌倉観光のあまりにも有名なスポットで、ついつい後回しになってしまう場所かもしれませんが、早起きして“青空”でしたら、是非訪ねてみてはいかがでしょうか。大人になって何か違う発見があるかもしれませんよ(笑)


最後までお読み頂きありがとうございました。



















 
 
 

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